ニキビの炎症が原因で、ニキビが治っても、シミのようなものが皮膚に残ることがあります。

 

それを、炎症後色素沈着といいます。

 

中年期からよくみられるシミは、老人性色素班といって加齢によってできるシミですが、炎症後色素沈着は、皮膚が炎症を起こすとその傷が治る過程で発生するので、

 

年齢を問わず誰でもできます。

 

例えば、蚊にさされた跡が、茶色いまま、いつまでも手足に残っていることがあります。それが、まさに炎症後色素沈着。

 

蚊にさされた跡がいつまでも消えずに、半年以上もシミとなって残ってしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 

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ニキビがシミに発展するメカニズムとは?

シミって、どうしてできるの??

皮膚が、紫外線などの刺激を受けると、表皮の基底層という部分にあるメラノサイトと呼ばれる工場から大量の黒色メラニンが生成されます。

 

その結果、肌は日焼けします。

 

シミの元として悪者役になりがちな黒色メラニンですが、実は僕たちの肌を外部刺激から守ってくれる大切な存在。

 

通常、黒色メラニンは、紫外線の攻撃が終わって用無しになると、肌のターンオーバー(肌再生)によって皮膚表面に押し出され、アカとなって風呂の排水溝に流され、その役目を終えます。

 

しかし、加齢や生活習慣の乱れなどで、ターンオーバーがうまく機能しないと、黒色メラニンはいつまでも皮膚に残り、そのうちシミとして定着してしまうんですね。

 

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ニキビの種類と炎症

ニキビとシミの関係を知る前に、まずは、ニキビの種類をおさらいしましょう。ニキビは、つぎの5種類に分けられます。

 

  1. コメド(ニキビの初期段階)
  2. 白ニキビ
  3. 黒ニキビ
  4. 赤ニキビ
  5. 黄ニキビ

 

この中で、シミにつながりやすいニキビは赤ニキビ黄ニキビ。ニキビは、毛穴周りの皮膚が硬くなり、皮脂が毛穴に詰まることで発生します。

 

皮脂が、皮膚内部に閉じ込められている状態が長引くと、皮膚内部で分泌され続けている皮脂が毛穴の外に出られなくなります。同時に、皮脂が大好物のニキビ菌(アクネ菌)が毛穴の中で増殖するので、毛穴の中で炎症が起こります。

 

この時、ニキビ菌が炎症を起こしている状態が赤ニキビ、炎症が悪化して毛穴に膿がたまった状態が黄ニキビなんですね。

 

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ニキビはどうしてシミに発展するのか?

僕たちの皮膚は、ニキビの悪化による炎症を肌への攻撃とみなしますつまり、皮膚が、アクネ菌によって攻撃を受けたと認識するんですね。

 

ニキビの炎症を誤認した皮膚は、紫外線を受けた時と同様に、メラノサイト工場をフル稼働して黒色メラニンを生成。排出されたメラニンは、炎症がおさまってからもしばらく皮膚に留まります。これが炎症後色素沈着です。

 

炎症後色素沈着によるシミは、肌のターンオーバーによってやがて消えて無くなりますが、冒頭でお話しした蚊に刺された時のように、自然治癒に頼ると半年〜1年と長い時間がかかる場合もあります。

 

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炎症後色素沈着はこうして治そう

炎症後色素沈着は、ほとんどの場合、放っておいても自然に治ります。

 

しかし、赤や黄ニキビの数が多くて、炎症後色素沈着の範囲が広くなり、シミが目立って辛いと悩んでる方も多いのではないでしょうか。

 

もし、広範囲にできた炎症後色素沈着にお悩みなら、まずは、皮膚科や美容整形外科などの専門機関に相談されることをオススメします。

 

最後に、どんなに初期のニキビでも、

 

絶対につぶしてはいけません。

 

ニキビができた肌はとってもデリケートなので、ちょっとした刺激でも炎症スイッチが入ってしまいます。

 

もし、つぶしてしまったら、すぐに炎症を抑える軟膏などをぬり、炎症が悪化しないよう最新の注意をはらいましょう。